1950年4月に創業した弊社は、国内コンクリート製品業界のニーズに応えた各種の機械設備やサービスを提供し、多くのお客様のご信頼とご支援を得て順調に成長してまいりました。そして現在、2006年9月設立の株式会社チヨダマシナリーを含むタイガーグループとして、建築用や土木用のコンクリート製品製造設備のほとんどをご提供できる態勢となり、国内の70％を超えるコンクリート製品メーカー様にお取引をしていただいております。
1990年から外国語に堪能な技術者などの人材を育成し、海外進出の準備を進め、1998年アメリカへ、2000年以降には中国、韓国、台湾、東南アジアなどへ進出し、各市場で高い評価をうけています。特に、コンクリート製品製造設備の世界最大市場である北米での米独メーカーとの激しい競争は、弊社のコンクリート製品成形技術やプラントの制御技術などのレベルアップをもたらしました。これらの高度な成形や自動化技術に更に磨きをかけ、国内外のお客様から「満足度No.1」と評価される機械設備の提供に邁進していく所存です。

　チヨダマシナリー設立を機に、タイガーグループは「コンクリートと環境」をキーワードに環境の領域に参入しました。グループ各社と関連会社の技術や知見を結集して、各種廃棄物の再資源化やリサイクル、水質浄化や脱臭などに関する設備の開発を推進し、順調に引き合い、受注が増加し、高い評価を頂いております。また、タイガーグループ中央研究所へのテストや実験依頼が絶えない状況が続いております。
現在世界中でグリーンイノベーションが進行中ですが、その中核は脱炭素社会実現への取り組みであり、再生可能エネルギーへの取り組みと言われております。弊社でも、これに関連した太陽光パネル大量廃棄問題とバイオマス発電燃料不足問題の解決策となる技術や設備の開発にもグループをあげて取り組んでおり、環境領域の事業を拡げています。
弊社は、国土建設に欠かせないコンクリート製品の製造設備を進化させることで社会の持続的な発展に貢献する、という大きな使命と共に、新たな技術や設備の開発を通じて脱炭素社会の実現に貢献することも使命とし、社員一丸となって事業を推進しています。
今後ともよろしくお引き立て賜りますようお願い申し上げますと共に、弊社の事業領域の技術や知見が活かせる案件があれば、ぜひご相談いただきたくお願い申し上げます。